年回忌はいつ?命日から自動計算する過去帳アプリの使い方
次の年回忌はいつか。命日から年回忌を自動で計算できる過去帳アプリなら、外出先でもその場で答えられます。「お寺に戻ったら確認します」という返答や折り返しの遅れを減らす使い方を、住職の実体験から紹介します。

お参り先で「次の年回忌はいつですか」と尋ねられても、紙の過去帳はお寺の中。その場では確認できず、「お寺に戻ったらご連絡します」と答えることがあります。
ところが、お寺へ戻った後も来客や次のお参りが続き、確認や折り返しが翌日になってしまう。忙しい時期ほど起こりやすい、寺務のすれ違いです。
年回忌を忘れたのではなく、情報がお寺にしかなかった
こうしたすれ違いは、住職個人の記憶力や注意力だけの問題ではありません。
紙の過去帳や分厚い台帳がお寺に置かれていれば、外出先では確かめようがありません。一度持ち帰った確認事項は、来客や電話、次のお参りの合間に対応することになります。法務が重なる時期ほど、返答までの時間が延びやすくなります。
必要な情報がお寺の中にしかない。その管理方法そのものが、すれ違いを生みやすくしていました。
1. 家名から過去帳を探す
てらっとでは、家名簿から対象の家を検索し、その家に登録された故人の情報をスマホやPCで確認できます。
故人詳細には、俗名、戒名、命日など、年回忌を確かめるために必要な情報がまとまっています。

お参り先でもスマホから確認できるため、過去帳を開くためだけにお寺へ戻る必要がありません。
2. 命日から年回忌を計算して確認する
登録された命日をもとに、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌などの目安日が表示されます。
故人詳細に並ぶ年回忌のカードから十三回忌を探せば、何年の何月頃にあたるのかをその場で確認できます。
これは法要の予定が確定した日ではなく、年回忌にあたる時期を確認するための目安日です。実際の日程は、ご家族やお寺の都合を伺いながら決めていきます。
3. その場で次の法要の相談へつなげる
画面で目安日を確認できれば、「今年のこの時期が目安です」と伝えたうえで、ご家族の都合や法要の日程を相談できます。
確認のために寺へ戻り、過去帳を開き、あらためて電話をする。こうした手間と待ち時間を減らし、その場で次の相談へ進めることが、持ち歩ける過去帳の役割です。
大切なのは、何でも即座に決めてしまうことではありません。必要な情報をその場で確かめ、次の相談へつなげられることです。
過去帳を持ち出さずに、必要な情報へ安全にアクセスする
紙の過去帳そのものを持ち歩くのではなく、権限を持つ人が必要な情報へアクセスする。てらっとは、確認や転記に追われる時間を減らし、門徒さんとの相談や法務に向き合う時間を守ります。
「お寺に戻ったら確認します」を、その場で一緒に確かめる時間へ。紙の過去帳が守ってきた大切なご縁を、今の時代に合った形で支えていきます。
お寺の事務を、もっと軽やかに。
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